クマ男のITニュース

前回の記事でHDDの仕組みについて説明しましたが、(読んでない方は→前回の記事)

ファイルのデータをHDDに記録するときは、ディスク上のトラックに磁気ヘッドで書き込んでいくんでしたね。

記録したデータはトラック上でつながっているセクタに連続で記録していくのですが、皆さんは不必要なデータはもちろん

消しますよね?不必要なデータを消すということは当然必要なデータは残すということ。

そういう場合、消したデータの部分に割り当てられていたセクタは空いた領域(記録可能状態)になります。

つまり、必要なデータに挟まれたところが空きセクタになってしまいます。

この説明を聞いているだけだと何が問題なのかわからないかもしれません。

例として説明すると、例えば一周のトラックが5個のセクタでできたHDDがあったとします。

空きセクタ 空きセクタ 空きセクタ 空きセクタ 空きセクタ

ここにセクタ三個分のデータを記録しておきます。

記録済みセクタ 記録済みセクタ 記録済みセクタ 空きセクタ 空きセクタ

とこのように連続する三つのセクタが記録されているのがわかります。

しかし、そのあとデータを整理して不必要なデータをセクタ1つ分削除したとします。

記録済みセクタ 空きセクタ 記録済みセクタ 空きセクタ 空きセクタ

とこのように記録済みセクタで挟まれたところが空きセクタになります。

この場合に先ほどと同様にセクタ3個分のデータを記録する場合、連続でセクタ3個分の記録ができないことが

分かると思います。そう、その場合セクタ一個分磁気ヘッドが移動する時間がさきほどより多くかかってしまうのです。

これが繰り返し行われて行ってしまうのでファイルがあちこちに断片化されてファイルのアクセス時間はだんだんと遅くなっていってしまいます。

このようにファイルが断片化されてしまう現象をフラグメンテーションと呼びます。

デフラグメンテーション

先ほど説明した、フラグメンテーションを解消すべく、断片化したファイルのデータを連続した領域に

並べなおす作業をデフラグメンテーションと呼びます。